はるる助産院様のウエブサイトを制作させていただきました。コロナ禍で活動の場に制限がかかってしまったお仕事は本当にたくさんありますが、
今回、これをきっかけにウエブサイトを持とうとお考えになった助産師様からご相談を頂き、ネットのスキルやリテラシー、サイトのランニングコストを考慮して無料スペースでのサイトをご提案した事例です。
お客様のデータ
・お客様:清輔裕子様(助産師)
・業種:医療・保健(助産所経営)
・時期:2021年4月~7月
・制作期間:約3か月
以前、同じく兵庫で助産師をされているまざーあーす様(LINE・ホームページはこちら)からのご縁でご相談を頂きました。
清輔先生はベテランの助産師として、大阪市生野区を中心に長年妊婦・産婦さんとそのご家族を支える活動を行ってこられましたが、コロナ禍で保健所が対応に忙殺され、健康な妊婦さんやお子さんの指導が難しくなり、必然的に活動場所も限られて行かれたそう
ご自身で開いている助産院も、行政の告知が行き届かない現状で、地域に向けて様々な生活・保健支援活動を継続していくため、ネットの活用ができないかとのご相談でした。
ITについてはスマホを持たれており、インスタグラムも写真のアップをご自身で行われたり、かなり達者にネットをお使いでしたがホームページはどうしてよいのやら…とお困りのところ、同じく助産師であり、はるる助産院でヨガインストラクターをされている方がまざーあーす様ともご関係があり、ご紹介から私へご連絡を頂きました。
色々ご活動の内容やパソコンのご利用状況等をお伺いし、コンセプトを以下の様に定めました。
1.ホームページは初めて利用する人の不安を解消し、最低限のご案内をするものにしたい
2.問合せの導線としてメールフォームを作る。お返事が簡単に返せて、以後は来訪して指導を行うのでそのきっかけづくりとなるのがいい
3.費用は掛からないのが望ましい
これらを考慮し、私からご提案したのは以下でした。
1.ランニングコストのかからない無料サイト。ただし医療系サービスなのでランダムで広告等は困るから無料でも広告の入らないAmebaOwndにホームページを作る。
2.メールフォームはAmebaOwndではついていません。なので無料メールフォームサービスを調べ、フォームランというサービスを利用しました。アカウント(メールアドレス)1つに対し1つのフォームを無料で利用できます。毎月の送信数に制限があったりしますが、当初は無料で利用し、制限を超えそうなら課金もしくは移転するということで利用しています。
3.1,2で導入時は無料で運営できます。
無料のホームページサービスは基本的にランダムに広告が入ります。
自分でホームページを作る人なら、便利なツールが揃っているので費用も掛からずにホームページを持つことができますが、システムの使いかたがわからなければ意味はないし、
かと言っていわゆる普通のウエブ制作は高額すぎて手が出せない…とお困りの方は多いはずです。
私はそういう方のお役に立つにはどうしたらよいのか、いつも情報収集をして実際に使用したり、ご提案をしてできるだけローコストで誰でもホームページを持てるように、常に考えるようにしています。
制作会社様だと無料スペースを使ったり、サーバーにあらかじめ含まれている最低限の機能(無料のアクセス解析等)を使用すること自体に抵抗(有料を使ってほしいというばかりではなく、機能が不足していたり、中には問題を抱えている物があったりする)があったり、そもそも使用するノウハウがないケースもあります。
私は個人営業ですのでお客様の要望にできるだけお答えすることで、機能も価格も満足してもらいたいし気軽に利用いただきたいのです。
技術では足りない点も今後は補いつつも、出来るだけお客様の側に寄り添ったご提案・制作物をお届けできるよう努めていきたいと思います。
清輔先生、この度は私共をご利用いただき、誠にありがとうございました。
このホームページが、先生のますますのご活躍をお支えできることをお祈りしております。また、何かお困りのことがあれば何なりとご相談ください。