年明け早々、Windows Updateがネットを騒がせていたのはご存知でしょうか?
今年の5月から用いられる新元号に対応した、Windowsアップデータの一部で、様々なトラブルが報告されていました。
代表的なものがWindows7機に自動更新でインストールされた更新スクリプトのせいで、ファイル共有をしているマシンが見えなくなるという現象でした。
私のお客様でも自宅内で使用しているデスクトップがwindows7で、10の入ったノートPCからフォルダを見えるように繋いであったのですが、
ある日、突然ノートからデスクトップにつなげなくなりました。
ご連絡を頂き、いろいろ設定を調べたりやり直したりしてどうにか、一時はまた見えるようになったのですが、すぐにまた見えなくなったとのご連絡が入りました。
どうやらWindows Updateが修正されていない更新データで再度、自動アップデートされたようで、
結局、Microsoftが修正パッチを配布してくれるようになってやっと騒ぎが収まったのでした。
また、別のお客様の所でもExcelのマクロファイルが動かなくなったと言うご連絡で、原因を切り分け、Excelそのものが壊れていたので修復しました。
Excelを始めとするOffice製品には修復と言う機能があります。
Windows7機・Office 2013ですとこういう画面です。
ここで上から2つ目の「修復(B)」を選んで「続行(G)」をクリックすると画面が進みます。
あとは画面の指示に従ってください。
通常の不具合ですと大体これで間に合うのですが、この時は結局Excelは壊れたままでした。
が、その後、Microsoftからもアナウンスがあり、Excelが急に起動しなくなる原因が今年の1月4日頃に配信された更新スクリプトによるものだとわかったのです。
こちらは現在該当の更新スクリプトを削除する事で対応しています。
Microsoftのプログラムがお客様のPCにトラブルを持ち込む格好となった今回の件。
あるお客様には「アップデータでそんな事になるわけない!」と怒られたのですが、事実はその残念な結果に(汗)
今回は特に、来年1月でサポートが終了となるWindows7に対し、その更新アップデータの検証が不足していたのでしょう。
いまだ企業等の利用率の高い7を、早く10に入れ替えて欲しいというMSの考え方は分からないでもありませんが、だからといって7に対するワキが甘くなられると本当に困ります。
これをお読みの方でどうも正月明けから調子が悪い…と思われつWindows7・Office2013ユーザーは是非、ネットを調べてみてください。
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